締め切り 2023年5月31日まで実施(All-in式)
※新着情報【お知らせ】
原始人が手にしている石おのを、「素晴らしい道具だ」と思う人は、世界中探してもまずいないでしょう。
大半の人は「マンモスを倒すための道具」だと思っています。
しかし、「計り知れない力をもつ木工道具」だったのです。私も、「ただの石コロみたいなものさ」と思っていました。
そんな私が、石おのにやみついてしまったのです。実際に石おのを作り、丸太に打ち込んでみたのです。
その瞬間、天地がひっくり返るほどの衝撃を受けました。その後、石おのでのものづくりを通じて、更に魅了されてしまったのです。
終いには「縄文大工」を名乗るほど、人生を激変させた道具となったのです。
子どもたちが石おのを作り、木の命をいただき、大海を航海できる超高性能な丸木舟を、全国のキャンプ場を巡りながらつくり上げてゆく世界初の試み「Jomonさんがやってきた」プロジェクト。
地球上の全ての生き物が、楽しく仲良く面白く暮らせる、暮らし・ものづくりとは何か、子どもたちと共に考えていきます。
この試みは皆さまの尊いご寄付で成り立ちます。応援、よろしくお願い申し上げます。
縄文大工 雨宮 国広
プロジェクトを一言で伝えると、「人類が最初に発明した石おのという道具で丸木舟をつくる」こと。さらに踏み込めば、「人類にとって道具とは何か」を子どもたちと一緒に考えるプロジェクトです。
道具は暮らしを支える大切なものですが、道具のことを私たちはどれほど理解しているでしょうか。
「便利だから使用する」、人間なら誰しも思うことです。
しかし、その便利さが人間以外の生き物たちを苦しめているとしたら・・・。
私たちは道具を使いものをつくる唯一無二の人間として、道具の使い方を考え直す必要があると思います。
なぜなら、人類は、すべてのものを想いやることができる優しい心の持ち主だからです。
Jomonさんがやってきたプロジェクトを通じて、全ての生きものが「楽しく仲良く面白く暮らせるものづくり」を、未来を担う子どもたち、そしてあなたのお力と共につくり上げていきましょう。
資金集め

1回目 / Part1. 杉の命をいただく
●期間 2021年4月~12月 ●必要金額 650万円 ●支援金総額266万円 ( All-in ) ※不足分の杉の木購入費未払い金100万は、Part2目標金額に計上

2回目 / Part2. 全国47都道府県丸木舟作りツアー
●期間2022年1月〜2023年3月 ●必要金額 1,700万円 (※Part1クラウドファンディングでの杉の木購入費未払い金100万円と合わせた必要合計金額 1,700万円)
東日本編▸期間 2021年12月27日~2022年2月24日 819万円達成 ( READYFORにてAll-or-nothing式で実施済 )
西日本編▸期間 2022年5月~2023年3月31日 目標金額900万円 (All-in式)※ Part3. 丸木舟試乗体験会も含まれます。
用途
2021年1月~2023年12月までの期間中における広報活動、情報公開、映像記録にかかる費用は諸経費に含まれます。
Part1.杉の命をいただく
【用途】
・杉の巨木の購入費
・夏休み体験教室(全3回)開催費
・丸太の運搬(愛知県から山梨県へ)
・スタッフ人件費
・全国ツアー準備
・諸経費(返礼品事務費/HP管理費 等)
Part2.丸木舟作り全国ツアー・Part3.試乗体験会
【用途】
・杉の木購入費 ※第1回目不足(未払い分)
・47都道府県開催場所使用料
・4tユニック車レンタル(全国ツアー 1年間)
・4tユニック車レンタル(Part3.試乗体験会 3ヶ月)
・交通費(全国ツアー/Part3.試乗体験会実施分)
・人件費(12ヶ月×3名分)
(材料費を含む47都道府県無料体験教室開催費・保険料・返礼品準備費・荷造運賃・事務費・HP管理費・チラシポスター制作等の広告費 READYFOR手数料及び所得税 等)
・試乗体験教室開催費…50万円
・諸経費
● 方式▸ All-in型
目標金額に満たない場合も、活動目的遂行のために使われます。
● 支援方法
クレジットカードなどのオンライン決済や銀行振込で寄付が可能です。
「Jomonさんがやってきた!」プロジェクトの活動は、皆さまからの支援金により支えられ成り立っています。ご共感いただけましたら、ぜひとも皆さまのお力をお貸しください。
〈参加資格〉
【丸木舟作り対象年齢】 5歳~19歳
プロジェクト内容
〈原始時代の丸木舟づくりを通して子どもたちと考えたいこと〉
最初にやることは、自分の石おのを作ること。
次は、その石おので、数百年の歳月を生き抜いてきた、山の主(巨木)の命をみんなでいただくことです。
この作業は、2021年8月の夏休み期間を利用し、畏れ敬い木と心を通わせながら、命とじっくり向き合います。
「生きることは、他の命をいただくこと」。
この耐え難い残酷な行為を通して、「なぜ人間は石斧を手にし、木の命をいただいたのか」という原点の問いをみんなで考えたいのです。
古代文明が滅びたのも、森の木を乱伐したことが原因だとする説があります。文明を維持するための自らの行為が、滅亡の結果となったのです。
同じ過ちを繰り返さないよう、「森が滅べば、全生命が滅ぶ」という生態系のシステムを理解しながら、石斧を入れていきたい。
この原理こそ、持続可能な暮らしを生み出す、重要な指針となるからです。
〈全国47都道府県のキャンプ場を巡りながら丸木舟をつくる〉
今後、コロナ禍において人との交流が少なくなり、このままじっとしていたら日本列島人としての「ひとつの心組み」がバラバラになってしまうような危機感を抱きます。
このような中、全国の子どもたちの力と心を全国リレーしながら、ひとつの丸木舟をつくり上げることは暗闇に差し込む光となるでしょう。
同時に、新しい世界の暮らし方を共に創造する一歩ともなるのです。
だからこそ、2022年5月から2023年5月までの一年間の全国ツアーを、皆さんのお力ともに、成し遂げたいのです。
Part1の伐採作業の後、11mの長さに切断した丸太を4tユニック車に乗せ、スタート地点である北海道へ向かいます。
各県1箇所のキャンプ場で、毎週土曜・日曜(2日間)の体験教室を開催しながら南下を続け、47箇所目の沖縄の海で丸木舟を完成させる予定です。
1日目の午前中は、Jomonさんこと雨宮国広(愛称:くにちゃん)が自作した絵本や、現代の機械道具、文明の象徴、鉄の道具などと共に、ものづくりのお話を、優しく語りかけます。午後からは、自分の石斧を自分で作ります。半日ほどで作れる簡単なものですが、意外と使えます。
2日目の作業は、丸太が舟になっていく進行状態により、作業内容が各地域によって違いますが、基本的に原始の道具(石斧・木の楔・木槌・動物の骨や貝)などを使って削っていきます。湖や海のあるキャンプ場では、午後のひと時に、くにちゃんが手作りした丸木舟の試乗会も予定しています。
2日間かけて、石斧を手にし、木の命と向き合い丸木舟をつくります。きっとひとり一人が何かを感じることでしょう。
その全国のみんなの思いがひとつの形となり、丸木舟となった時、私たちはその舟から「素晴らしい暮らしを築く航海」とは何かを学ぶことができるでしょう。
この動画は前回のプロジェクト時の様子を撮影したもののダイジェスト版です。
(今回のプロジェクトは皆さまからのご寄付で成り立ちます。)
期間:2022年7月~2023年7月
開催場所:各地のキャンプ場
参加費無料・各回先着15名様
※対象年齢5~19歳
※各県の開催場所はコチラ
2022年7月
2日~3日 北海道
9日~10日 青森県
16日~17日 岩手県
23日~24日 秋田県
30日~31日 山形県
2022年8月
6日~7日 新潟県
17日~18日 福島県
20日~21日 宮城県
27日~28日 群馬県
2022年9月
3日~4日 栃木県
10日~11日 茨城県
17日~18日 千葉県
24日~25日 埼玉県
2022年10月
1日~2日 山梨県
8日~9日 東京都
15日~16日 神奈川県
22日~23日 静岡県
29日~30日 長野県
2022年11月
5日~6日 愛知県
12日~13日 岐阜県
19日~20日 富山県
26日~27日 石川県
2022年12月
3日~4日 福井県
7日~8日 滋賀県
17日~18日 京都府
2023年2月
4日~5日 三重県
11日~12日 奈良県
18日~19日 和歌山県
25日~26日 大阪府
2023年3月
4日~5日 島根県
11日~12日 鳥取県
18日~19日 兵庫県
25日~26日 岡山県
2023年4月
1日~2日 山口県
8日~9日 広島県
15日~16日 香川県
22日~23日 徳島県
29日~30日 高知県
2023年5月
6日~7日 愛媛県
13日~14日 大分県
20日~21日 福岡県
27日~28日 佐賀県
2023年6月
3日~4日 長崎県
10日~11日 熊本県
17日~18日 宮崎県
24日~25日 鹿児島県
2023年7月
15日~16日 沖縄県
※定員状況をご確認の上お申込みください。
〈 君もクルーになろう!♪〉
丸木舟は、2023年5月に、沖縄の海で完成させます。
全国のみんなで、石おのだけで作りあげた丸木舟は、世界で唯一無二の舟となります。
進水の式典と第1回目の試乗体験教室は、美しい沖縄の海で2023年7月末頃開催予定です。
2023年8月には、山口県の瀬戸内の海で、その後静岡県の浜名湖で、「3万年前の航海プロジェクト」に参加したクルーの指導のもと、試乗体験ができます。
そして、「Jomonさんがやってきた!」最終章は、山梨県の富士五湖の1つである西湖が舞台となります。世界で西湖にしかいない幻の魚、「クニマス」の生息地で、湖底には、「フジまりも」と呼ばれている球状の藻玉の美しい森があります。
その他にも、今から1200年前に富士山が噴火した溶岩体に、広大な樹海が広がっています。人工物がない森は、原始時代にタイムスリップしたかのような気分にさせてくれます。さらに、富士山を眺めながら、「青龍が棲む」といわれている神秘的な西湖での試乗体験は、原始航海を満喫できることでしょう。
この西湖での試乗体験教室は、2023年9月と10月の毎週土曜・日曜の開催(全9回)となります。
これらの原始航海体験を通して、操縦が非常に難しい丸木舟をみんなと力を合わせて立派に漕げるクルーたちが誕生してくれることを願います。
丸木舟試乗体験(2023年7月~10月)
お申し込みは不要です。
開催スケジュール:
①2023年7月29日~31日(三日間)/沖縄の海
②2023年8月19日~20日(二日間)/山口県・瀬戸内の海・ATATA OLIVE PARK 近く
③2023年8月26日~27日(二日間)/静岡県・浜名湖
④2023年9月 毎週土曜・日曜(5回)/山梨県・西湖キャンプ場(ノーム)
⑤2023年10月 毎週土曜・日曜(4回)/山梨県・西湖キャンプ場(ノーム)
ご支援・ご参加をお待ちしております。未来のすべての子どもたちが笑顔になれるように、そして、優しい心を持った大人になるために・・・。
縄文大工 雨宮国広