この笑顔の原始人が手にしている石おのを、「素晴らしい道具だ」と思う人は、世界中探してもまずいないでしょう。

 大半の人は「マンモスを倒すための道具」だと思っています。

 しかし、「計り知れない力をもつ木工道具」だったのです。私も、「ただの石コロみたいなものさ」と思っていました。

 そんな私が、石おのにやみついてしまったのです。実際に石おのを作り、丸太に打ち込んでみたのです。

 その瞬間、天地がひっくり返るほどの衝撃を受けました。その後、石おのでのものづくりを通じて、更に魅了されてしまったのです。

 終いには「縄文大工」を名乗るほど、人生を激変させた道具となったのです。

 子どもたちが石おのを作り、木の命をいただき、大海を航海できる超高性能な丸木舟を、全国のキャンプ場を巡りながらつくり上げてゆく世界初の試み「Jomonさんがやってきた」プロジェクト。

 地球上の全ての生き物が、楽しく仲良く面白く暮らせる、暮らし・ものづくりとは何か、子どもたちと共に考えていきます。

 この試みは皆さまの尊いご寄付で成り立ちます。応援、よろしくお願い申し上げます。

縄文大工 雨宮 国広

~すべての生き物をおもいやる「優しい心」を育てるために~

プロジェクトを一言で伝えると、「人類が最初に発明した石おのという道具で丸木舟をつくる」こと。さらに踏み込めば、「人類にとって道具とは何か」を子どもたちと一緒に考えるプロジェクトです。

道具は暮らしを支える大切なものですが、道具のことを私たちはどれほど理解しているでしょうか。

「便利だから使用する」、人間なら誰しも思うことです。

しかし、その便利さが人間以外の生き物たちを苦しめているとしたら・・・。

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〈資金集め〉
クラウドファンディングを 3 回に分けて実施。(プロジェクトPart1,2,3)※All-in形式

【特別枠】別途「LEADYFOR」にて All-or-nothing形式でのクラウドファンディング を実施。(2021年12月27日~2022年2月24日)
( LEADYFOR にてご支援いただいた場合は、募集期間内に目標支援金額に到達しなかった場合、支援金はLadyforから皆様にご返金いたします。)

〈資金の使い道〉
2021年1月~2023年12月までの期間中における広報活動、情報公開、映像記録にかかる費用は諸経費に含まれます。

● プロジェクト方式▸ All-in形式

目標金額に満たない場合も、集まった支援金はプロジェクト遂行のために使われます。※READYFORサイトからご支援いただきました場合のみ、READYFORでのクラウドファンディング募集期間内に目標金額jが達成されない場合、同サイトより返金が行われます。(All-or-nothing形式)

● ご支援方法

クレジットカードなどのオンライン決済や銀行振込で寄付が可能です。下記お申込みページからお願いいたします。 「Jomonさんがやってきた!」プロジェクトの活動は、皆さまからのご支援によって成り立ちます。どうか、皆さまのお力をお貸しいただけましたら幸いです。

〈参加資格〉
 ご参加は無料です。【対象年齢】 5歳~19歳まで(※原始航海は10歳~19歳までとなります。)

〈本来の子どもの「三拍子遊び(ドキドキわくわくハラハラ)」ができる社会環境の実現〉

一昔前の子どもたちは、野山を駆け巡り、ナイフをポケットに忍ばせ、棒や竹を削り弓矢や槍、竹とんぼや竹馬などの遊び用具を作ったりしたものです。秘密基地や筏なども作った方もいらっしゃるでしょう。

大人たちも、「子どもは外で遊びながらいろんなことを学び成長していくものだ」という考え方が主流であったと思います。

〈縄文大工として伝える丸木舟づくりがプロジェクトに〉

子どもは自然の中で楽しく遊ぶことができる達人です。放っておいても3拍子(ドキドキわくわくハラハラ)揃った遊びを自ら探してやってのけます。

逆に大人が手を差し伸べない遊びの世界にこそ、成長の鍵があるのかもしれません。大人が「子どもたちに遊びを体験させてあげたい」なんて思うことはおこがましい話なのです。

しかし、今の子どもたちは昔の子どもと違い、生き物がたくさんいる豊かな自然や、遊びを共に作り上げる仲間などが身近にいなくなりました。また、その遊びを野良仕事をしながら温かく見守る大人たちもいなくなり、昔のような恵まれた環境を失ってしまったのです。

この様な中、ただ子どもたちを自然の中へ放り投げても、何をしていいのか分からず、一番身近にあるゲームを手にしてしまうのが関の山です。

この現状で子供たちの遊び心にスイッチを入れるには、大人側の心遣いが必要なのです。例えば、

〈原始時代の丸木舟づくりを通して子どもたちと考えたいこと〉

〈全国47都道府県のキャンプ場を巡りながら丸木舟をつくる〉

〈 君もクルーになろう!♪〉


〈学びを行動に変える〉


 私は、32年間の大工人生の中で、機械道具や鉄の道具の恩恵を受けて生計を立ててきましたが、お金になりにくい「石の道具」を使った仕事が大好きです。石斧を握った時、とても優しい気持ちになれるからです。

 私は、「石ころを拾い、石おのを作り、木の命をいただき、小屋を作り、舟を造り、みんなで舟を漕ぐ」という原始のものづくり体験を通して、「原始人の生き方」に「新しい世界の暮らし」を創造する鍵があることを感じました。

 だからこそ私は、このような体験を世界中の子どもたちに伝え、共に学び合いたいのです。

 そして、彼らが大人になった時、「地球のためになる仕事」を胸を張ってできる社会にしたい。

 たとえ、お金になりにくい仕事であっても。それは、「地球上の全ての生き物たちが、幸せになる!」仕事だからです。


〈子どもにかけられた一言が忘れられない〉


 2019年夏、3万年前の航海徹底再現プロジェクトが無事終了しました。

 その後、私は子どもたちにこの体験での学びを伝えたくて、地元の小学校で丸木舟試乗体験教室を開催させていただきました。たくさんの小中学校でこのような学びの場を開くことを目指し、活動をスタートさせたのです。

 ところが、コロナ禍が来襲し公共の場での授業は一切できなくなりました。

 そんな中、キャンプ場での授業に活路を見つけた私は、山梨県西湖にあるキャンプ場ノームと出会いました。

 そして、2020年夏に一隻の丸木舟をキャンプ場に訪れた子どもたちとつくり上げたのです。

 どの子どもたちも、素晴らしい笑顔と好奇心でものづくりと向き合う、頭の良い子どもたちでした。

 それなのに、1人の子どもが私の横に来て悲しそうな顔でポツリと呟いたのです。

 「ぼくはバカなんだよ。」

 みなさまに、ぜひ、応援していただけましたら幸いです。未来のすべての子どもたちが笑顔になれるように、そして、優しい心を持った大人になるために・・・。
 縄文大工 雨宮国広