Jomonさんがやってきた!~第1章、第2章を終えて~
 Jomonさんがやってきた!47都道府県の子供達と石斧で丸木舟を作るプロジェクトは、全国の皆さんのお力添えのもとに下記の全行程(3年間)を無事に終了することが出来ました。心より感謝申し上げます。(クリックでメッセージの続きをお読みいただけます)

 ■part 1 杉の木の命をいただく体験教室
 ■part 2 丸木舟作り全国ツアー
 ■part 3 丸木舟試乗体験教室

 参加人数は、2350名にのぼりました。
 クラウドファンディング では、3年間で 1970万円の尊いご寄付をいただき、全工程で1900万円の支出があり、70万円の残金となりました。残金は、第2章の日本一周航海練習のスタート資金として繰越しさせていただきました。
 寄付以外でも、人情味いっぱいのお力をお貸しいただきましたこと、重ねて感謝申し上げます。
 3年間を振り返りますと、やはり杉の木の命をいただく体験が、その後の活動の原動力になりました。江戸時代に生まれ250年間生き抜いてきた杉の木。それだけでも畏れ多い存在ですが、さらに凄いのは、すべての生き物たちに、毎日美味しい空気と水を生み出し続けて来たことです。まさに聖なる巨樹(杉の木)でした。その命をいただく時に、ぼくたちは杉さんと「この地球上のすべての生き物たちが、楽しく仲良く面白く暮らせる地球船をつくります」と約束しました。
 その後の全国ツアーでは、1600名の親子が魂を込めて石斧を作り丸木舟をつくり上げました。そして最終開催地沖縄で、杉さんは「ミンナ」と言う舟に生まれ変わったのです。
 全長約10メートル重さ1.6トンの重厚感あるミンナは、沖縄、山口、静岡、山梨での試乗会でその性能を発揮し、500名の体験者に安定感のある乗り心地を体感させてくれました。
 このような立派な舟がつくれたのは、ひとえに応援していただきました全国の皆様と参加者が、杉さんとの約束を果たすべく一生懸命になって向き合い、つくり上げたからだと思います。まさに丸木舟「ミンナ」は、皆様の魂の宿った生き物としての舟に、生まれ変わったのです。
 Jomonさんがやってきた!第2章では、杉さんとの約束を果たすため、どんな活動をするか考えました。ぼくの中から出てきた答えは「丸木舟ミンナで世界中の海ゴミを拾う」ことでした。なぜこうなったのかは、メニューの中の「プロジェクト全容」欄でご覧いただきたいです。この夢を実現させるためにまず必要なことは、丸木舟の操船技術を身に着けること。そのための練習が第2章の日本一周の航海練習となったのです。

第2章実施期間&会計報告

■2023年11月~2024年5月まで
 山梨県西湖ノームキャンプ場にて
 作業内容:丸木舟の磨き作業&日本一周航海練習

■2024年6月~10月まで
 山口県平生町佐合島にて日本一周航海練習

会計報告

■2023年11月~2024年5月20日まで
 寄付金額:64万円
 第一章繰越金:72万円
 合計収入金額:136万円

■2023年11月~2024年10月まで
 支出金額:160万円

赤字分の24万円はぼくの自己マネーで穴埋めしました。

 西湖、佐合島での航海練習参加者は約250名。その内、常駐クルーが2名、日替わりクルーが60名誕生しました。4ヶ月におよぶ練習は、瀬戸内海一周への手応えを十分感じられるものとなりました。

 いよいよ、杉さんとの約束を果たすための航海が、2025年4月からスタートします。この第3章 瀬戸内海一周航海は、世界中のみんなと手を取り合い、漕いでいきます。なぜなら、地球船は「みんなのふね」だからです。

 全国のみんなでつくりあげた魂の舟「ミンナ」には、全生命を繋げる力が宿っています。しかし、「ミンナ」を生かすも死なすも、われわれ人類の、ひとり一人の行動にかかっているのです。
 全国の皆さん!キラキラ星に向けてともに楽しく仲良く面白く漕いでいきましょう!!

jomonさんがやってきた!
代表 雨宮国広


丸木舟「ミンナ」で世界を一周して
地球をキラキラ星にするプロジェクト

キラキラ星とは、すべての生き物たちが楽しく・仲良く・面白く
暮らせる地球船のこと

250年先までつづくビーチクリーン・航海が今、始まりました!

 Jomonさんがやってきた!第1章は、47都道府県の子供たちが自分で石斧をを作り、その石斧で巨大な丸木舟づくりに挑戦したプロジェクトでした。杉の木の命をいただくところから始まり、北は北海道から、南は沖縄まで杉の木をトラックで運びながら、3年かけて丸木舟『ミンナ』を見事に完成させました。

 Jomonさんがやってきた!第2章は、丸木舟ミンナで日本の沿岸を一周するための航海練習をしました。山梨県西湖(7ヶ月間)と山口県佐合島(4ヶ月間)で、舟の性能アップの磨き作業や、座席、舵、帆の取り付け作業、さらに、舟の推薦力を高める櫂の研究をし、理想の形を作り上げることができました。

 佐合島での4ヶ月間は、ほぼ毎日、ミンナを漕ぎ、毎日変化する海への対応策を練り上げることができました。日本一周は常駐クルーだけで漕ぐのは無いので、一般のクルーの参加を可能にするための練習を行いました。お陰様で、常駐クルー2名誕生、一般の日替わりクルーは60名も誕生しました。

 航海練習以外の今後の第2章の活動としては、2025年3月まで第3章の航海をスムーズに行うための準備をしていきます。やることはまず、約600kmにおよぶ航海の下見、各市町村のゴミの受け入れ、停泊する港へのお願い。月一度の乗船体験と、ビーチクリーンの場所の確認、航路周辺へのプロジェクト広報、各方面への瀬戸内海一周資金(2年間)のお願いです。

 ここを乗り越えなければ、第3章はスタートできません。ぼくだけの力ではどうにもならないことがあります。ぜひとも皆さまの力を、どのような形でも良いのでお貸しください。

 Jomonさんがやってきた!第3章は、丸木舟『ミンナ』で沿岸のゴミを拾いながら瀬戸内海一周します。

 Jomonさんがやってきた!第3章以降は、日本を18年かけて、瀬戸内・九州・日本海・北海道・太平洋・南西諸島と巡ります。その後、5年かかて世界一周航海に出航予定です。ところが、ここでプロジェクトは終わりません。世界一周航海が無事完了してミンナが日本に帰ってきた後のことがあります。それは、世界中の沿岸の海ゴミ拾い航海に出航すること。まずはアメリカ大陸へ、その後オーストラリア、インド、アフリカ、ヨーロッパなどです。

 なぜ世界規模の航海をするのか?

 それは母なる地球環境が悪化していて、あと数年で海や川、森や山の生き物たちがいなくなる緊急事態となっているからです。

 この状況を作り出している我々人類の暮らしを、このまま続ければ大変なことになります。しかし、ここで大きく舵を切り、世界中のみんなの心をひとつにして、同じ目標に向かって『ミンナ』を漕げたなら「世界が変わる」と信じるからです。

 もうひとつは、杉の木さんとの約束を果たすことです。

 その約束は「すべての生き物たちが楽しく、仲良く、面白く暮らせる地球船にする」ことです。神様や仏様の仕事かもしれませんが、地球を汚してしまった我々一人ひとりに、その責任があるのです。

 もちろん我々の世代だけでは出来ません。何世代もの協力のもとに、行動を積み重ねることが必要です。今を生きる我々が頑張る背中を見せれば、必ず子供たちも次の世代を担い、未来へとつなげてくれるでしょう。

 『ミンナ』は永遠に航海を続ける宇宙船です。

 さあ!『ミンナ』とともに壮大な航海を漕いでいきましょう。

世界中のみんなの力で!

 このプロジェクトは皆さまの尊いご寄付で成り立ちます。応援よろしくお願い申し上げます。

第3章 瀬戸内海一周航海資金(2年分)のお願い

2025年4月~2026年10月までの2年分の航海資金です。この航海は、日本一周航海のスタートです。その後、九州・日本海側・北海道・太平洋側・南西諸島を18年かけて巡っていきます。日本一周完了後は、世界一周航海を目指します。

まずは瀬戸内海一周航海を完了できるよう頑張りますので、皆様の応援をよろしくお願いします。

方式:All-in型
   (目標金額に満たない場合も、活動目的遂行のために使われます。)

「Jomonさんがやってきた!」プロジェクトの活動は、皆さまからの支援金により支えられ成り立っています。ご共感いただけましたら、ぜひとも皆さまのお力をお貸しください。